皆さんは”ネントレ”って聞いたことありますか?私は長女を育てているときに妻から聞いて知りました。「寝んねトレーニング」の略称らしいです。
- 眠くてぐずっているのに、ベビーベッドにおいてもずっと泣いて眠ることができない。
- 抱っこして、スクワットをしながら子守唄を歌い、やっと寝かせてもベッドにおくと背中スイッチ発動
- やっと寝かしつけたと思っても、1時間も経たずに起きてしまって、また寝かしつけスタート。
長女は1歳を過ぎても上記の状態で、体重も重くなり、精神的にも肉体的にも疲弊しました。
一方で3年後に生まれた長男については、主に以下の3つの方法を実践することで、無事にこの寝かしつけ問題をクリアしました。
これから子供が生まれる方、上の子の時の寝かしつけに苦労したという方には、是非読んで参考にしてもらえるとうれしいです。

本当に長女の時から試せばよかったです…
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【マンガで読むぐっすり眠る赤ちゃんの寝かせ方】を教科書にしました
ネントレと検索すると、かなりいろいろな情報が出てくると思います。
その中で私は、タイトルにあげた【マンガで読むぐっすり眠る赤ちゃんの寝かせ方】という本(漫画)を選んで実践しました。


- 活字を読むのが苦手でも漫画もあるのでとっつきやすい
- 厳格なルールというよりは、わりと柔軟な対応で許してくれそう
主に上記が選んだ理由です。
特に2点目について、他サイトや書籍だと、「月齢に応じた活動時間と睡眠時間を厳格に守る」みたいな感じで、3歳の長女がいる我が家では難しそうなことが多かったです。
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特に意識して実践したこと【3選】
それでは、本題に入りましょう。書籍でもかなりわかりやすく説明されているのですが、特に我が家で意識したこと・効果があるなと思ったことは下記の3点です。
【1】活動時間を目安に寝かしつける
「なんのこと?」と思われた方もいると思うのですが、活動時間とは「赤ちゃんが機嫌よく起きていられる時間のこと」です。
本では月齢別の活動時間の目安が記載されており、例えば生後2~3か月の場合は活動時間の目安が約1時間~1時間20分とのことです。
マンガの中で、赤ちゃんは起きている時間が長いと疲れすぎてしまい、夜泣きが起こる可能性があるとお伝えしました。その理由について、起きている時間が長すぎるとストレスホルモンであるコルチゾールが過剰に分泌してしまい、興奮状態になります。(中略)その結果、いざ寝かしつけをしようとしたら、疲れすぎてぐずったり夜泣きにつながってしまいます。
(出典:マンガで読むぐっすり眠る赤ちゃんの寝かせ方)
長女の時は、昼寝のさせすぎで夜眠らないのかも…と考えたりしていたのですが、全く逆でした。たしかに長男も、上手に昼寝ができないと少しの物音で起きてしまったり、熟睡できていないような感じはありました。
【2】寝室を暗闇にする
書籍の中では睡眠環境を整えることの重要性がうたわれており、①光 ②音 ③温度と湿度 ④服装 ⑤安全性 について記載されております。
我が家でもすべて取り組んだんですが、特に①の光については発見が多かったです。外からの光は完全に遮光することがポイントで、昼寝や夜寝問わず、部屋を真っ暗にしました。
子どもが怖がるかと思い、長女の時は常夜灯をつけてましたが、むしろ真っ暗で寝ることに慣れさせることが重要だったと気づきました。
書籍にもあるのですが、春になって外が明るくなる時間が早くなると、長男も早朝に起きるようになりました。そこで完全な暗闇を目指して再度部屋のレイアウトを見直したところ、起きる時間が6時~7時になりました。
②の音については書籍内で「ぐっすりノイズ」の使用も紹介されているのですが、我が家では長女が逆に気になってしまって寝なくなるので、使いませんでした。それでも、長男の場合は朝まで寝てくれました。
【3】ルーティンを確立する
寝かしつける前の行動パターンについて、意識したことはありますか?
ねんねルーティンは、赤ちゃんや子どもが朝までぐっすり眠るためには欠かせないもの。なぜなら次に何が起きるかがわかるルーティンをつくることで、安心するからです。
(出典:マンガで読むぐっすり眠る赤ちゃんの寝かせ方)
記事執筆時点で12ヵ月になる我が家の場合は、ミルク→歯磨き→おむつをかえる→絵本→スリーパーを着せる→長女とおやすみの挨拶→ベビーベッドに置く というルーティンになっています。
絵本を読み始めるくらいのところで、長男も寝ることを察知している感じがします(まだ遊びたいときは逃げます笑)。
ねんねルーティンの中で必ず読む本があるのですが、こちらは旅行や実家への帰省でも持っていくようにしました。毎日読むのでこちらも暗記しており、本を忘れたときは暗唱しました笑
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【おまけ】泣いたときはすぐに抱っこしない
特にネントレを始めた最初の1週間~2週間は、ベビーベッドに置いても泣いてしまうことがありました。ここでのポイントが、「泣いたときはすぐに抱っこしない」ことです。
書籍でも、泣いたときの対応として、以下が紹介されてます。
- 3分ほど見守る
- 声であやす
- トントンであやす
- 抱っこであやす
- 授乳であやす
長男の場合、大体「トントンであやす」までで寝てくれました。夜中に起きてしまったときは授乳(ミルク)をあげて、寝てしまう前にベビーベッドにおいて寝かせてました。この時も大体「トントン」であやすと寝ていきました。
【おまけ】寝室の遮光について
寝室を暗闇にするにあたり、①カーテンから透ける光 ②カーテンの隙間からこぼれる光 が課題でした。
そこで、以下の対策をしました。
カーテンから透ける光
遮光カーテンを買えば解決するんですが、カーテンって結構高いですよね。筆者の場合、アナログですがカーテンの裏に黒い布地を両面テープで貼り付けました。もともとブラインドタイプのシャッターが備え付けられていたので、こちらと併用することで光の透過はほぼなくなりました。


カーテンの隙間からこぼれる光
カーテンと壁の間から光が漏れていたので、それぞれがぴったりくっつくように設置しました。
賃貸でも使える(壁紙を傷つけない)面ファスナーがなかなかなくて、いろいろ探して見つけました。




上記の画像は使用から1年程度経過していますが、きれいに剥がせました。
効果
上記の通り、書籍に書かれていることは基本的に実践しました。その結果がこちらです。
- 生後12ヵ月になりますが、一度も抱っこで寝かしたことがありません。ベビーベッドにおくと、自分で寝てくれます。
- 日にもよりますが、大体10時間~11時間くらいは連続で寝ます。ただ19時に就寝するので、明け方ではあるんですけどね。
- 月齢が低い時でも、深夜1時とか2時に起きて、ミルクや母乳をと朝まで寝てくれることがほとんどでした。もちろんその時も、ベビーベッドに置くだけです。
- 外出中についても、ベビーカーを横にして、おくるみなどで覆ってあげると1~2時間くらいは寝てくれます。
大変だったこと
- 部屋を完全に暗くする必要があるのですが、それまで長女は常夜灯(豆電球)で寝ていたため、最初の1週間は長女のほうが泣いてました。
- 上記の通り、ネントレを始めた当初は、やはりベビーベッドに置くと泣きました。その時も書籍の内容に沿って、声掛けしたり辛抱強くチャレンジしました。私の育休期間だったので、長女と妻が夕食を食べている間に、私が長男を寝かしつけるという役割分担でした。
1年間実践して思うこと
- 寝かしつけの心理的(肉体的)ハードルが長女の時とは全然違いますし、シンプルにこちらの寝る時間も確保できるのが本当にありがたいです。
- 妻とよく話すのですが、やはり【寝入るときの環境・状況】が大事なんだと思います。長女の時は抱っこでスクワットして寝かしていたので、夜起きてしまったときに状況が違いすぎて泣いていたように思います。長男もたまに「ふぎゃ」という声をあげて起きるのですが、すぐに自分で寝ていきます。
- もし下の子の寝かしつけに時間がかかった場合、おそらく長女が我慢できなかったように思います(とにかく赤ちゃん返りがひどかったので…)。いまは下の子をベビーベッドにおいて、そのあとは長女との時間になるので、彼女の心理的な安心感にもつながっているように思います。
そもそもネントレってなに?
長女のときには「ネントレなにそれ?」状態だった私。
- なぜ寝ることにトレーニングが必要なんだろう?
- 赤ちゃんなんて、泣いたら抱っこして、泣き止んだらそっと置く、それ以外に何かあるのかな?
というパパ1年目時代。
ただ、長女が1歳を超えてもなかなか寝てくれず、日に日に重くなる娘の体重に私たちの腰と膝が限界となった苦い経験があったので、妻の二人目の妊娠が発覚した時には、
「同じように寝かしつけが必要となったら、その間の長女の面倒はどうする?」
「というか、もうあんな思いはしたくない…」
となり、ネントレについて調べ、上記を実践してみました。
まとめ
今回は、長男の誕生にあたり、筆者が実践したネントレ方法など、主に下記についてご紹介させていただきました。
【マンガで読むぐっすり眠る赤ちゃんの寝かせ方】については、本当に長女の時に出会いたかったです。
最近では同僚が育休に入る前に、この書籍を紹介してます。笑
ただそれくらい、本当におススメです!
もちろん個人差はあると思いますが、子供の寝かしつけに困っている方や、不安な方は、一度手に取ってもらえるといいかなと思います。
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また、ネントレにおいて我が家で使っているアイテムを下記の記事にまとめました。もしよかったらご参考にしてください。


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