4歳になる長女は、弟が生まれる前に家族3人で行ったディズニーランドがとっても楽しかったようで、絶対にまたディズニーランドに行きたい!と常々言ってました。そこで、今回は誕生日のサプライズで、アンバサダーホテルに1泊2日するディズニーツアーをプレゼントしました。
ただ、私も妻もディズニーランドには2~3年に1回くらい行く程度なので、正直慣れていないところが多いです。今回は、予約にあたり失敗したことや学んだことを中心に、私たちが体験したことをご紹介します。

ディズニー初心者の私たちには驚きのサービスや落とし穴(勝手に落ちただけですが)もありました。
【3選】初心者が無理なくディズニーを楽しむポイント
初日にディズニーランドで遊び、アンバサダーホテルに宿泊して、翌日はシェフ・ミッキーで朝食を済ませ、イクスピアリでお土産を買って帰るという行程でしが、「宿泊予約特典によるレストランの予約」「ディズニー・プレミアムアクセス」「シェフ・ミッキー(朝食)」の3点セットで、大満足の2日間になりました。
せっかく1泊2日したんだから、2日間ともパークに行けばいいのに…と言われるかもしれませんが、乳児と幼児を連れて2日間歩き回り、夜遅くに帰宅して次の日から仕事は私が無理でした。
2日目はパークに入園してませんが、シェフ・ミッキーではミッキーとのグリーティングや写真撮影もできるので、長女は大興奮でした。



帰宅時間もあまり遅くならないので疲れも残りづらく、親も子供も大満足の2日間になりました。


失敗談
入場無料の年齢を勘違いしていた
なぜか2歳以下が無料だと思ってました…。
長女は数日前に4歳になったばかりだったので、入園料がかかってしまうのはかなり悔しかったですが、誕生日プレゼントですし、気にするのをやめました。
ちなみに、ディズニーランド内では、ディズニー・プレミアムアクセスのチケットを見せる際に、家族の年齢を確認されることがありました。ほかのサイトなどを見るとエントランスでの入園待ちの時に聞かれた、アトラクションの列に並んでいるときに聞かれた、というものをいくつか見ました。せっかくのディズニーランドですし、気持ちよく楽しみたいですよね。
宿泊日を決めるのが遅かった
宿泊日を決めたのが1か月ちょっと前だったので、この時点で最も安い部屋はスーペリアツインのみで、ダブルルームなどは満室でした。仕事の関係上仕方がない部分もあったのですが、もう少し早く日程を決めればコストを抑えることができたのかなと思います(長女が3歳の時に連れて行けたかも…)。
宿泊予約特典の申込方法を知らなかった
宿泊予約特典の申込方法を知らずに、通常の予約ページから入場して、パーク内でのレストランを探していました。気づいた時にはすでに満席の時間帯も多く、もっと早く気づけばよかったです。
シェフ・ミッキーの朝食予約について
実は以前もアンバサダーホテルでシェフ・ミッキーの朝食を予約しようとしたのですが、旅行サイトから申し込んだため、シェフミッキーの予約が利用日の1か月前からしかできませんでした。宿泊予約特典などは【東京ディズニーリゾート・オンライン予約・購入サイト】からの予約のみの場合があるので、よく確認すべきでした。
宿泊予約特典とは
主に下記の2点になります。
対象レストランの優先案内受付(プライオリティ・シーティング)
パーク内に存するレストランの事前予約になります。ホテルに宿泊しない場合も予約は可能です。ただし、宿泊予約からのほうが座席が確保しやすいと思います。実際に筆者が予約時に同じお店についてそれぞれ確認してみたところ、通常予約では満席でも、宿泊予約特典(プライオリティ・シーティング)では空いている時間帯もありました。
プライオリティ・シーティングについては、東京ディズニーリゾート・オンライン予約・購入サイトからの予約者限定です。旅行代理店などから宿泊予約した場合は、宿泊予約特典は使えません。
【アンバサダーホテル限定】朝食のシェフ・ミッキーが予約できる
シェフ・ミッキーの朝食はアンバサダーホテル宿泊者限定です。上記の通り、ミッキーマウスとのグリーティングと写真撮影ができるので、長女はアトラクション以上に大興奮でした。
シェフ・ミッキーについて、東京ディズニーリゾート・オンライン予約・購入サイトから予約した場合は宿泊予約成立後から受付可能となりますが、旅行代理店などから予約した場合は利用日1ヵ月同日の10:00から申込可能となります。
宿泊予約特典の予約方法
「東京ディズニーリゾート・オンライン予約・購入サイト」からホテルを予約したのですが、宿泊予約特典のページはわかりづらかったです。
初めて宿泊予約特典を利用する方向けに、実際の画面のスクリーンショットで簡単に説明させていただきます。
①公式の「オンライン予約・購入サイト」の左上「メニュー」を開く


②「予約・購入履歴」を開く


③「宿泊予約特典・オプションを追加する」を開いて予約する。


ディズニー・プレミアムアクセス(DPA)の内容
DPAの概要
ゲストが自分でアトラクションの入場時間(利用時間)を選択し、短い待ち時間で入場(利用)できる有料のサービスです。ファストパスを覚えている方は多いと思うのですが、ファストパスは無料で、時間の指定はできませんでした。DPAの場合は有料ですが、入場時間を指定できるチケットです。
メリットとして、アトラクションの場合は希望の時間を選択し、短い待ち時間で希望の施設を利用できます。また、パレードやショーの場合は、入場時間を選択し、指定の鑑賞席から鑑賞することができます。
利用してみた感想
1歳と4歳を連れて長時間列に並ぶのはかなり大変だと思います。お金はかかりますが、疲労や満足度を天秤にかけて、私たちは初めてDPAを利用しました。結果として予定がかなり立てやすかったですし、短い時間でより楽しめたと思います。
利用できる主なアトラクションやパレード
記事執筆時点において利用できる主なアトラクション・パレードは下記のとおりです。
1人あたり1回でこの料金がかかるので使いどころに悩みますが、上手につかうことで子連れでも十分アトラクションには乗れるかなと思います。
- 美女と野獣”魔法のものがたり”(2,000円/回)
- ベイマックスのハッピーライド(1,500円/回)
- スプラッシュ・マウンテン(1,500円/回)
- 東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード・ドリームライツ(2,500円/回)
- ミッキーのマジカルミュージックワールド(2,500円/回)
ディズニーに宿泊で行こうと考えている方へ
個人的な備忘もかねて、もしディズニーにまた行く場合の手順について記載します。今回は宿泊者特典のページに気付かなかったり、シェフミッキーの予約が宿泊日の1か月前からだと勘違いしていたので、下記は理想形です。
当日までにしておくこと
- ①できるだけ早く日程を決める
-
各種予約のことを考えて、理想は2か月以上前に日程を決めたいところです。
- ②アンバサダーホテルを予約する。同時に、シェフミッキーを予約する。
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ホテル予約は宿泊日の4か月前同日11:00から可能です。シェフミッキーについては宿泊予約成立後から予約可能(東京ディズニーリゾート・オンライン予約・購入サイトからの予約の場合)です。
- ③パーク内での昼食レストランを予約する。
-
宿泊予約特典を利用し、宿泊日1か月前の9:00から予約可能です。
- ④パークの入場券を購入する
- ⑤当日乗りたいアトラクションやショーなどをある程度考えておく
-
私たちの場合は、「美女と野獣」「ミッキーのマジカルミュージックワールド」「ぷーさんのハニーハント」「ミニーのスタイルスタジオ」の4箇所は回りたいと考えていました。
パーク入場後にすること
- ①東京ディズニーリゾート40周年記念プライオリティパスの発行
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時間が選べないので、まずはプライオリティパスから発行する。
- ②エントリー受付
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エントリー受付が1日1回のみなので、入場後すぐにエントリーして結果を確認する。
※特定のパレードショー、キャラクターグリーティングを利用するための無料のサービスです。
- ③DPAを利用し、アトラクションおよびパレード・ショーを予約する。
-
アトラクションとパレード・ショーの同時保有が可能です。上記①・②と昼食の時間を確認し、DPAの利用時間を決めました。
- ④予約できていないアトラクションについて、どのタイミングでまわるか決める
ワンダフルバケーションの利用について
ワンダフルバケーションとは
公式宿泊プランで、「滞在日分のパークチケット」+「ホテル宿泊」+「特別な体験」がセットになっているものです。
「特別な体験」がポイントで、主には以下になります。
- 好きなアトラクションを事前に予約できる
- 臨場感たっぷりの鑑賞席からショーを堪能できる
- レストランの事前予約が可能
- フリードリンク券、オリジナルグッズ引換券等がもらえる
プランはいくつかあるので、お好みで選ぶことができます。
ワンダフルバケーションを利用しなかった理由
- ①時間に拘束される
-
ワンダフルバケーションで予約する場合、一部のアトラクションやショーについては事前に時間を決める必要があります。不確定要素を除いた予定が立てられるというのはとても大きいメリットですが、子連れディズニー初心者にとっては、逆にリスクにもなるのかなと思いました。



実際、思ったより出発に時間がかかったので到着も遅くなりましたし、普段と違う環境で1歳児の長男はややぐずり、長女も後半は疲れていたので、決められた時間通り動くことの難しさを感じました。
- ②料金が高い
-
予定が確定するというメリットのほか、各種特典(記念品やフリードリンク)もとても魅力的でしたが、私たちにとってはコストのほうが勝つかな?と思いました。仮に子どもがまだ3歳だったら選択も変わったかもしれません。
料金比較
ここでは、【1泊2日でアンバサダーホテルに宿泊し、初日にディズニーランドへ入園し、2日目は朝食を食べて帰宅する】前提で、私たちが考えたプランと実際の費用を公開します。ホテルについては同じ部屋タイプで比べています。
通常のプラン(特に優先チケットなどを購入しない場合)
| 宿泊代金 | 62,000円(大人1名:31,000円) ※子供は添い寝なので無料 | |
|---|---|---|
| パークチケット | 24,400円(大人1名:9,400円、子供1名:5,600円) | |
| 総額 | 86,400円 | |
ワンダフルバケーションを利用した場合
| 総額 | 162,000円(大人1名:69,500円、子供分:23,000円) | |
|---|---|---|
ホテル予約+DPAの場合(今回)
| 宿泊代金 | 62,000円(大人1名:31,000円) | |
|---|---|---|
| パークチケット | 24,400円(大人1名:9,400円、子供1名:5,600円) | |
| ディズニー・プレミアムアクセス | 13,500円(美女と野獣:3枚、マジカルミュージックワールド:3枚) | |
| 総額 | 99,900円 | |
上記以外でかかった費用
上記以外でかかったのは主に以下の費用です。
- 食事代(レストラン北斎・シェフミッキーなど)
- お土産
- 交通費(ガソリン・高速代)
実際の行程
初日
- 9:15 自宅を出発
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昼食を予約していたので遅くとも8:30には出発したかったのですが、結局9時過ぎてしまいました。ただ、1歳の長男はほとんど寝てくれたので、大きなトラブルやストレスはなかったです。
- 11:30 ディズニーランド到着
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妻が子供2人をつれて先にインパークし、筆者はホテルに車をおいて、荷物を預けてからパークに向かいました。
ディズニーランドの駐車場入口で「送迎」と伝えると、エントランスまで割と近いところで一時的に駐車することができます。
- 12:00 昼食(北斎)
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予約時間をやや過ぎてしまったのですが、ぎりぎり並ばずに通してもらえました。
- 13:00 美女と野獣(DPA)
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家族4人で初めてのアトラクションでした。長男はなんとか泣かずに頑張りました。


- 14:15 ぷーさんのハニーハント(待ち時間45分)
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長男は昼寝タイム(14:00~15:30)だったので、妻と長女が並んで乗っていました。筆者は休憩タイムをいただきました。
- 15:15 ウエスタンリバー鉄道(待ち時間15分)
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長男は寝ていたので、筆者と長女で乗りました。小さい子ども連れにはありがたいアトラクションですよね。


- 15:45 ジャンボリミッキー(立ち見)
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エントリー受付は落選してしまったのですが、会場外からでも十分楽しめます。
- 16:15 ミッキーのマジカルミュージックワールド(DPA)
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こちらもエントリー受付で落選してしまったのですが、プリンセス大好きな娘のためにDPAで購入しました。



大人が見ても感動しました。個人的にとてもおススメです!
- 17:00 ミニーのスタイルスタジオ(待ち時間30分)
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ミニーちゃんと写真を撮りたい!ということで、みんなで並びました。比較的早めに室内に入ることができ、ミニーちゃんのお部屋も楽しんでいました。


- 18:00 退園
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夕食や寝かしつけの時間などを考えると、名残惜しいですが18時までに退園を目標にしていました。
- 18:15 イクスピアリで夕食
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車で移動すると、①夕食を食べるタイミングを逸する ②子供が寝てしまって不機嫌になる可能性がある ということで、時短もかねてアンバサダーホテルに行く途中のレストランで夕食を食べました。
- 19:00 ホテル到着・チェックイン
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事前に荷物を預けておいたので、部屋に運んでおいてくれました。



ディズニーランドで遊んで疲れ切った状態で、子供と荷物を部屋まで運ぶのは大変ですよね…
2日目
- 8:30 シェフ・ミッキー
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ミッキーが席まで回ってきてくれて、一緒に記念写真を撮ってくれます。長女も長男も大変喜んでいて、連れてきて本当によかったなと思いました。
- 10:00 チップとデールのプレイグラウンド
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アンバサダーホテル宿泊者のみ利用できるプレイグラウンドです。3歳くらいまでだったら十分楽しめると思います。




- 11:30 チェックアウト・ホテルでお土産購入
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長女がプレイグラウンドでもっと遊びたいといったので、筆者は長男をベビーカーで昼寝させて、チェックアウトしました。
- 12:30 イクスピアリで昼食
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フードコートで昼食をとりました。
- 14:30 出発
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子供たちは終始寝てくれて、特にトラブルもなく自宅まで帰ることができました。
- 16:30 自宅到着



2日目は特に予定を入れなかったので、帰ってきても疲労感もほとんどありませんでした。
まとめ
この記事では、ディズニー初心者の私たち夫婦が、子連れでも十分楽しめるプランを以下の点から紹介させていただきました。
長女は、2日間とっても楽しかったようで、帰ってきてからもディズニーランドの話をしています。お金はかかりましたが、多少無理しても連れて行ってよかったなと思いました。また、親の私たちも思った以上に楽しめました。
ディズニーの仕組みも変わっていますし、乳児と幼児を連れて行くということも初めてだったので、この記事は将来またディズニーに行くときの備忘メモです。
次回は子どもが何歳になっているかわかりませんが、もしまたディズニーにいくことがあれば、今回の反省を踏まえて予定を組みたいと思います。

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